【映画レビュー】フロントライン ぜひ観てほしい!

はじめに

コロナ禍のダイヤモンドプリンス号での実話を元にした映画。

現場の壮絶さと医療従事者、クルーの方の志の高さを知ることができる。また、その頃の乗客の方の心体共に相当な負担がかかっていたということに、その当時はテレビを見ながらなんとなく思っていたが、映像で表現されるとリアルに感じられ心を打たれた。

内容はネタバレになってしまうのであまりお話しせず、私の感想をダラダラお話しします。とにかく、皆んなに一度観てほしいと思った映画です。

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魅力的な主人公たち

窪塚洋介さんカッコ良すぎです。上司にしたい感じ。くだけた話し方や態度だけど医師という使命感を強く持っていてその背中に憧れます。しかも最後のシーン、少し休んだら?って思っちゃうくらいです。

松坂桃李さんも、クールだけど人間味があり、頭の柔らかいエリート感がカッコよかった!なんか役人役のイメージが強くなってません?笑

小栗旬さん、安定のオグシュンでした。なんか安心して見てられる。結城の性格的には現場で一緒に戦いたいという感情があったんじゃないでしょうか?そんな中、外で1人別の戦いをして、現場とのギャップに苦しんでるもどかしさみたいなものをすごく感じた。実際、現実でも現場と本部で同じようなことあるよな〜と。

池松荘亮さん、なんか等身大?現実味?がある役柄ですごく感情移入させられました。現場で死に物狂いで働いて、ただそのせいで家族に被害が出ないかと苦悩する・・・すごく心に来る演技でした。最後の奥様とのシーンも心がざわつきました。

感想

医療従事者や罹患者も人であり、悪いことをしている訳ではないのに差別を受けることに怒りを感じた。

やはり分からないという恐怖がそうさせるのだとは思うけど、事態の終息のために奔走する人への心無い仕打ちに悲しくなった。ただ、その差別等する人も自分やまたその家族の安全のためにしているのだよなぁ、と考えると難しい。正しい知識の啓発の重要性を感じました。

当時はまだ未知のウイルスということで、現場の方は大変な恐怖があったかと思います。人間分からないものに対しての恐怖って大きいですよね、しかも命の危険があるとなれば尚更ですよね。

ただ、いつも思うのはマスコミが面白おかしく一部分を取り上げたり、よく分かってない人がSNSでの誹謗中傷や結果論で逆算して、さも最初から分かっていたように語ったり、それを目にしていつも胸糞悪くなる。偉そうに語っているけどあなただったらもっと上手くできるんですか?

現場で待ったなしの状況で今思いつく全力で奔走している人がいるのを、安全地帯から揶揄する・・・かっこ悪いですね。

今回は映画を面白くするためにマスゴミ感をかなり強く出していますが、大なり小なりあったと思うし、今もあると思う。大多数の人は(私も含めて)メディアの情報を鵜呑みにしちゃう傾向があると思います。情報が氾濫している社会の中で一つ一つの情報を吟味することは難しいですし、できないと思う。そんな中、メディアの役割は大きく責任の重い立場だと思います。
社会を良くするために必須なものと私は認識してます。社会を良くするためにメディアの皆様には期待しております。

最後に

今回は映画「フロントライン」のレビューをしてみました。
日本人みんなに見てほしい、なにかしら感じるものがあると思います。
読了ありがとうございました。

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